腱板疎部

皆さんこんにちは。やすなが整骨院院長の安永です。

やっと梅雨が明けたかと思えば連日の猛暑日で早くも夏バテ気味の方が多いのではないでしょうか?当院に来られる患者さまの中にも「今日は体調が悪いのでキャンセルでお願いします」という方がチラホラいらっしゃいます。また新型コロナウイルス感染症も「第9波」に入ったと報道されており、加えて季節外れのインフルエンザや「夏カゼ」も流行しているようです。お互いに体調管理には気を付けたいですね。

さて、今回はあまり聞きなれない言葉「腱板疎部」についてのお話です。腱板(回旋筋腱板)は肩関節周辺の「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」で構成されており、 肩関節の安定と回旋運動(棘上筋が外転運動、棘下筋と小円筋が外旋運動、肩甲下筋が内旋運動)に重要な役割を果たしています。

実は、先日の小林式矯正オンラインセミナーで五十肩の患者さまのことを相談したところ、講師の先生から「回旋筋腱板へのアプローチだけではなく腱板疎部へのアプローチをしてみてください。」と言われ「腱板疎部???」となり、講師の先生から教えていただいた次第です(汗)。腱板疎部とは「棘上筋腱」と「肩甲下筋腱」の間に存在する空間で表面には「烏口上腕靭帯」があり、この部分に問題があると肩関節の動作で疼痛が発生するのです。早速その患者さまに説明しアプローチしたところ症状が改善しました。また若い頃、野球の試合中に肩を痛めた別の患者さまにもアプローチしたところ肩の動きがスムーズになりました。とはいえ、今回もまだまだ勉強が必要だと痛切に感じましたし、施術の奥深さを知りました。

首、肩や腰の痛み、肘や膝の痛みでお困りの方
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八幡東区で整骨院をお探しの方はやすなが整骨院までお気軽にご相談ください。

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