皆さんこんにちは。やすなが整骨院院長の安永です。
もうすっかり秋ですね。テレビでは「GO TO トラベル」や「GO TO イート」などの話題と一緒に各地の紅葉風景が伝えられています。コロナ禍がなければ秋の行楽シーズン到来なのでしょうが、人が動けばコロナ感染者が増えてしまうという悪循環…感染拡大防止と経済活動の両立は難しいですね。
さて、今回は「スポーツ活法 その1」に続いて「その2」です(興味のある方がいるかどうかは別にして、しばしお付き合いくださいませ)。
前回は、スポーツ活法の「活法」についての話でしたが、今回は「スポーツ活法ができるまで(歴史)」についての話です。スポーツ活法の源流は、南北朝時代(鎌倉時代と室町時代の間)を起源とする「神道殺活流」という中国地方の羽衣石(うえいし)城主だった「南條家」に伝わる一子相伝の骨法骵術の活法です。残念ながら「神道殺活流」は現在伝承されていませんが、子孫である「南條禎成氏」が家伝の活法に経絡治療やカイロプラクティックなどの理論を取り入れ「南條式変形徒手矯正療法(南條式療法)」を確立しました。
この南條禎成氏の愛弟子であった「富士坂弘高氏」に師事した「小林英健氏」が南條式療法に自身が学んだ「サイタ式骨盤背骨調整法」、「磯谷式股関節療法」などを組合わせ「小林式背骨骨盤矯正法」を創始しました。
※ この方が「スポーツ活法研究会」代表の小林英健氏。私には雲の上の存在です。
小林氏は、この小林式背骨骨盤矯正法を広く全国の柔道整復師や整体師などに教えるため1998年より大阪を中心に全国各地でセミナーを開催していましたが、2016年に「スポーツ活法」と名称を変更し、現在では大阪でのみ月1回セミナーが開催されています。またスポーツ活法には「認定トレーナー」としての資格があり、これは認定テストで定める条件を満たした人のみに与えられる資格です。
「スポーツ活法」という名前から「運動する人やアスリートのための技術」と連想される方も多いと思いますが、その目的は「痛みやケガを負ったすべての方のために、また地域社会に貢献すること」であり、お子様から年配の方までを対象とした施術法です。
日常生活で首や肩、腰や膝などに痛みを抱えておられる方、スポーツをされて不調を感じられている方、一度「スポーツ活法」を体験されてみませんか?