肩の症状は肩を揉んだら治るの?

皆さんこんにちは。やすなが整骨院院長の安永です。

今年も残り少なくなってきました。それにしても今冬の寒暖差には閉口しますね。いよいよ年が押し迫りましたので、ご家族で楽しく過ごすことができるようしっかり体調管理をお願いしたいと思います。

さて、今回は久しぶりに?本来の仕事に関するブログです。皆さんの中には「肩を動かすと痛い」「肩がなんとなく重い」等、肩周辺の症状を持つ方は多いと思います。整形外科や整骨院に行くと「加齢ですね」とか「四十肩(または五十肩)ですね」などと言われ、整形外科では「湿布+痛み止め薬」、整骨院では「肩への施術+電療(低周波や干渉波)」といったところでしょうか?ここ最近、私が患者さんの肩周辺の症状を見て感じるのは「身体の後の筋肉より前の筋肉にアプローチした方が肩の状況が改善する」ということです。

肩周辺の症状=「僧帽筋」「肩甲挙筋」等身体の後にある筋肉が原因と思われがちですが、実は「小胸筋」「大胸筋」や「前鋸筋」「肩甲下筋」等の身体の前にある筋肉が肩甲骨を前や上に引っ張り、後の筋肉群に影響を与えていることが多いのです。というのも小胸筋、前鋸筋、肩甲下筋は肩甲骨に付いており、特に小胸筋「肩甲骨烏口突起」という肩の内側にある突起部分に付いています。これが肩の症状の一番の「原因筋」ではないかと私は思います。

肩周辺を施術すると肩周辺の血流が良くなり改善したように感じますが、肩周辺の筋肉を先に緩めてしまうと、肩甲骨が前や上に行かないよう頑張っていた筋肉が緩んでしまいます。その結果、逆に引っ張られてしまうことになり、肩の状況が戻りやすいことになるのです。とはいえ肩周辺の施術が間違っている訳ではありません。私も患者さまの症状に応じて先に前の筋肉にアプローチしてから後ろの筋肉にアプローチするようにしています。

 

首、肩や腰の痛み、肘や膝の痛みでお困りの方
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